撮影 構図編
ウェディングビデオ制作をするにはまずは素材が必用になります。素材というものは当日に撮影した結婚式の映像のことを指します。ポスター印刷などもそうですが、良い素材であれば編集もしやすいですしとても可愛いものが仕上がります。ウェディングビデオ撮影をする際に可愛いくみえる構図や、基礎的な構図を紹介していきますので、ポージングを新婦さんにつけれる機会が1回は必ずありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
視線の先はあける
このサイトのヘッドの写真もそうですが、視線の先があいてますよね。この写真の新婦さんが中央で大きく写っていることを想像してみて下さい。まとまり感がなく、窮屈なイメージになりますし、何を伝えたい写真なのかわかりにくいですよね。これはポスター印刷やビデオ撮影にもあてはまります。ビデオの場合でしたら、新婦さんの視線あきカット、新郎さんの視線あきカット、この2種類を撮影しておき編集でつなげると。ロマンチックな仕上がりになり可愛いですよ。また、視線ではないですがブーケのアップを撮影する時も中央にどん!とではなく新婦さんにブーケを少しおろしてもらい、持ってる手とブーケを入れ、その先はあけて撮影するとブーケがより映えて可愛いくみえます。
この撮影技法はコンデジでも撮影できる方法なので、結婚式にデジカメを持って参列する際には試してみてください。
人物の切る場所を考える
撮影というものは必ず、4角の枠に人物をおさめなければいけませんよね。基本的には全体を入れた構図、ヒップから半分より上の構図、ウェストアップの構図、鎖骨より上の構図、ピンポイントのアップの構図になります。この時に初心者にありがちなのですが、人物の身体の切る場所を考えないで撮影する場合があります。基本的に、首切りの構図は絶対によくありません。このような場合は首ではなく頭を切ること!頭を入れようとしますが、逆におでこまで切ってしまった方が、印象深い構図になります。中途半端に切った構図はぼやけた印象になりますので思いっきり切ってしまった方がいいですよ!
上から撮影する
女性は上から撮られた方が可愛いく見えますし、細く見えます。ブーケを顔に近づけてもらい視線をもらえば、さらに可愛いさが倍増しますよ。恥ずかしいがる新婦さんの場合は、微笑みながらブーケを見てもらうだけでも充分に可愛い映像が撮れます。ただしブーケの上げすぎで顔が見えなくならないように注意してポージングをつけて下さいね。
ピンポイントのアップを撮影する
ウェディングビデオ制作をする時にピンポイントのアップの構図を撮影しておくと編集の時につなげやすいですし、このアップを入れることで、ぐっと深みのある映像になります。例えばですが、リングをした手のアップ、新婦さんのベールごしの目のアップ、ブーケのアップ、アクセサリーのアップなどが、おすすめです。このような構図を2、3カット撮影しておきます。ただし引きのカットも必ず撮影しておいて下さいね。引きのカットがないと編集の時につながりが無くなってしまいます。
きれいに見える構図を考える
基本的な構図がわかったところで、最後になりましたが、きれいに見える構図を考えることです。これにはマニュアルはありません。例えばですが、右向きの方がきれいな新婦さんであれば右側から撮影します。背中があいているドレスを着ているのであれば、背中に自信があるということですので、後ろから撮影したものを1カットは入れておきます。このようにその新婦さんに合わせた構図をその場で考えることも大切ではないでしょうか。
Valuable information
Last update:2019/5/10